胸とお尻に注目してしまうのは仕方ない ~ 「楽園追放 Expelled from Paradise」感想(ネタバレなし) ~
劇場映画「楽園追放 Expelled from Paradise」を観に行きました。
アニメ「まどかマギカ」の脚本で一躍有名になった、虚淵さんが原作を務め、監督は「機動戦士ガンダム00」の監督を務めた水島監督。
「楽園追放 Expelled from Paradise」は、そんな二人がタッグを組んで制作したフルCGのSF的アクションアニメ。
「SF的」にアンダーラインを引いた理由は後述の感想で。
- ストーリー
ナノハザードにより廃墟と化した地球。人類の98%は地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていた。
西暦2400年現在、その「ディーヴァ」が異変に晒されていた。「フロンティアセッター」と名乗る謎の存在による「ディーヴァ」へのハッキングを地上世界から受け、捜査官アンジェラは生身の身体・マテリアルボディを身にまとい地上世界へと降り立つ。
現地の地上捜査員ディンゴと共に、謎のハッカー「フロンティアセッター」と世界の謎に迫る。(参照:楽園追放 -Expelled from Paradise- - Wikipedia)
- 主な登場人物
- アンジェラ バルザック
- ディンゴ
- フロンティアセッター
- 感想
ストーリーは、SF作品視点で見ると目新しいものではない。古典的なSF設定。SF好きガチ勢の方々にとっては物足りない作品だと思う。
実際、AmazonのBlu-rayのカスタマーレビューでもSF好きの方は厳しい評価(☆1~2)をしている。
しかし、この作品は公式HPのストーリーに記載してある通り「SF的ビジョンとアクションが融合したエンターティメント」。
厳しい評価をした人のなかでも、ストーリーは不満なものの、一方で、フル3G精巧さとアクションは評価していた。(もちろん全否定の評価もあったけど)
ストーリーはあまり気にしない、キャラクターのデザインと声優が好きな方々(いわゆる「萌えオタ」)にとっては、ヒロイン兼主人公のアンジェラの魅力的なボディを終始見てればヨロシ!!
3Dで揺れる胸!
きわどいハイレグから見えるお尻!!
ロリ金髪ツインテール!!!
アンジェラを演じる声優は、強がってる性格の美少女を演じさせれば(たぶん)右に出るものはいない釘宮理恵さん!!くぎゅうううううううう!!!
そして、やんたんは「萌えオタ」勢なので、ストーリーはそこそこにアンジェラにメロメロでした。
アンジェラが前傾姿勢をとれば、その胸を。後姿が映されれば、そのお尻を見てしまってました。
そんなアンジェラの虜になった哀れな萌えオタ達に待ち構えているのは、アンジェラ関連の商品を購入するかすまいかの葛藤。
公式も「抱き枕カバー」やタペストリー、マイクロファイバータオルなんぞを販売しており、オタ共にお金を落とさせる気満々。
※現在、抱き枕カバーは「受付終了」…。
- まとめ
声優好きも美少女キャラ好きもアクション好きも楽しめるSF的エンターテイメントな映画
実にバランスのとれた作品だと思う。面白い。
ストーリーもなんだかんだでソツなくまとまっている。SFガチ勢は映画を一回観て終わりかもしれない。
しかし、ストーリー構成にそれほど厳しくなく、美少女好きなオタなら、Blu-rayやアンジェラ関連のグッズに手を出すことだろう。
自分もBlu-ray予約したし。
抱く枕カバーは昨日買っておけば良かったと今でも悔やんでる。あのお尻はエロではないが買うべきだった…悔しい。
映画後のグッズ展開もしっかり考えられている、まさにエンターテイメントな映画でした。
- おまけ
新宿バルト9に展示されているアンジェラ寝姿
あ~フィギュア販売されないかなぁ。